
最近よく聞くNFTってなに?
NFTの仕組みを簡単にわかりやすく教えてほしい。
NFTの購入方法と作成方法も知りたい!
こんな疑問を解決します。
本記事の内容
・NFTとは何か
・NFTの仕組みや特徴を解説
・NFTの購入方法と作成方法
・NFTのリスクと問題点
本記事の信頼性

Kouki (@bokouki)
こんにちは、kouki(@bokouki)です。
突然ですが、「NFT」って知ってますか?
最近Twitterでも話題で、NFTをTwitterのアイコンにしている人を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
イケハヤさん(フォロワー34万人)のツイート↓
海外ではこんな感じで、フォロワー100万人超えのインフルエンサーがNFTをアイコンにしてます。
まったく珍しくないんですよねー。
一方、日本でNFTアイコンにしてる有名人はは、マジで関口メンディーさんだけですw @mandy_s_mandy
次は誰が続くんだろうなぁ……。NFTは危険だ!とかもういいよ…… pic.twitter.com/IXh3EJagb5
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) November 6, 2021
2021年に入り、Tesla創業者/イーロン・マスク氏がNFTをオークションにかけ、数億円の入札が行われたこともあって大注目されています。
「いやいや、で結局NFTってなんやねん??」ってなりますよね。
本記事では、NFTについて誰でもわかりやすいように解説しています。
記事を読み終えると、NFTを理解し、新しいビジネスチャンスをつかめるかもしれませんよ!
知っとくと知らないとでも全然違いますからね。波に乗り遅れる前にNFTのことも知っておきましょう^^
それでは、早速はじめましょう。
この記事の目次
NFTとは、ブロックチェーン技術を使ったデジタル資産
NFTとは、「Non Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、代替不可能なブロックチェーン上で発行された偽造することのできないデジタル資産のことです。

…え、何言ってんの???
だいたいどこもこう説明してあるんですけど、意味不明ですよね。もう少しかみ砕いて説明します。
通常のデジタルデータ(音声・映像・画像など)って、本や絵画などのアナログデータと違って簡単に「複製」や「偽造」ができてしまいますよね。
・動画をコピーしてYouTubeに出す
・音楽を複製して違法に聴く
・拾い画像をコピーして自分のモノのようにアイコンに使用する
このようなことが、簡単にできてしまってたんです。

拾い画像をコピーしてTwitterやLINEのアイコンにする人は比較的多いんじゃないかな
要は、誰が作ったのか、誰のものなのか、誰からもらったのか、本物かどうか証明することができませんでした。
そのため、今まではデジタルデータ(音声・映像・画像など)自体の価値が生まれにくかったわけです。
そこで登場したのが「NFT」。
NFTは、「このデータの所有者は私です!」ということを証明してくれます。
このデジタルデータの所有を証明してくれる技術が「ブロックチェーン」というもの。
NFTは、セキュリティに優れたデータ保管技術の「ブロックチェーン」という技術の上にデジタルデータをアップロードすることで、デジタルデータの改ざんや偽造から防ぐことができます。

そういう技術があるのかぁって感じでOK!
これは、デジタルデータが唯一無二の存在を証明することになり、資産価値を向上させることを意味します。
なぜなら、NFTは「トークンID」と呼ばれる固有のIDにデジタルデータの作成者、所有者などの情報をひも付けることができるからです。

つまりNFTは、デジタルの所有物!家とか車と一緒!
ちなみに、すぐにNFTを購入してみたい!って方は、「【保存版】OpenSeaを利用したNFTアートの購入方法を画像45枚で徹底解説」の記事にて詳しく解説しています。
NFTの仕組みや特徴について
ここからは、NFTのマーケットの仕組みと特徴について解説します。
NFTマーケットの仕組み

NFTの仕組み
NFTは、専用のプラットフォームで仮想通貨(イーサリアムなど)を使って売買します。
おすすめのNFTプラットフォームは、「Coincheck NFT(β版)」と「OpenSea」です。
NFTの特徴は大きく5つあります。
- 代替不可能
- 誰でも作成できる
- ユーザー間の売買が可能
- 転売されるたび原作者にお金が入る
- ほぼすべてのデジタルデータがNFT化できる
では1つずつ詳しく見ていきましょう。
特徴①:代替不可能
これは先ほども少し触れましたが、NFTは「トークンID」と呼ぶ固有のIDにデジタルデータの作成者、所有者などの情報をひも付けることができるため、唯一無二の存在ということを証明することができます。
つまり、代替不可能です。
例えば、サッカー選手リオネル・メッシのサイン入りユニフォームなんかはほかにどこにも売ってない一点もの(唯一無二)ですよね。これには価値がつきます。
デジタルアートでは、実際に物はないので、データ上で代替不可能というのが証明されているということです。
特徴②:誰でも作成できる
NFTは、誰でも作成することができ、市場に流通させることができます。

最近は、絵や画像のNFTが多いね!
デジタルアートの知識や技術がなくても作成したコンテンツをNFT化することが可能です。
例をあげると、
8歳の少年が夏休みの自由研究で描いた1枚の絵(NFT)が、140万円で落札されています!
➔参考記事「8歳が描く“ゾンビ×生き物”のドット絵が高額取引」
8歳の少年が書いているので、誰でも作れるってことがよくわかったと思います^^

にしても夢があるなぁ。逆に全員にチャンス!?
特徴③:ユーザー間でも売買が可能
購入したNFTを他人に売ることもできます。
一点物のデジタルアートは、有名人のサイン入りユニフォームやレプリカのポケモンカードと同じように価値が変動します。
つまり、安いときに買って、価値が上がった後に売れば差額分の利益を出すことができます。
NFTを転売することによって、大きな利益を出す人も少なくないようです。
特徴④:転売されるたびに原作者にお金が入る
NFTには取引できる以外にも、自動的に作動する「プログラム」を組み込むことができます。
プログラムを組み込むことで、NFTが転売されるたびに原作者にお金が入るようにすることができます。

これはデジタルアートを作成した側は嬉しいね!
このNFTのプログラビティを利用することで、新たな収入源の一つにすることができます。
特徴⑤:ほぼすべてのデジタルデータがNFT化できる
どのデータまでがNFT化できるのか気になった人もいるかもしれませんが、ほぼすべてのデジタルデータをNFT化することができます。
過去にNFT化したデジタルデータの例
- デジタルアート(絵、作画など)
- 芸術作品
- ゲームのアイテム(アバター、スキン、武器など)
- デジタルトレーディングカード
- バーチャル上の土地
- 映画やアニメなどの動画
- Twitterのツイート
Twitterのツイートやゲームの武器がNFT化されるのは驚きですよね!
おすすめのNFTプラットフォーム
おすすめするNFTプラットフォームは、以下3つです。
- Coincheck NFT(β版)(国内)
- OpenSea(海外)
- Rarible(海外)
NFTマーケットプレイスの比較は、「【初心者向け】NFTマーケットプレイス5つを徹底比較【レビューあり】」の記事にて詳しく解説しています。
私のおすすめは「OpenSea」です。取扱っているNFTが多く日本でも世界でも人気だからです。
国内であれば、おすすめは「Coincheck NFT(β版)」です。理由は、日本で最大手の仮想通貨取引会社であるコインチェック独自のNFTプラットフォームで信頼性があるからね!
NFTの購入・販売方法
NFTの購入と販売(出品)方法は、長くなるので別記事にまとめています。
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-
【保存版】OpenSeaを利用したNFTアートの売買方法を画像45枚で徹底解説
続きを見る
NFTのリスクや問題点
NFTには、大きく2つの問題をかかえています。
NFTの2つの問題点
- 著作権に関する問題
- 手数料に関する問題
順に説明していきます。
NFTのリスク①:著作権に関する問題
NFTを保有したらかといって、著作権を歩保有するということにはなりません。
NFTを所有する ≠ 著作権を保有する
ただ現状、著作権を持っていない人がNFTアートを購入し、売買して売上を作り、マネタイズできる状態です。

NFTは、まだ急成長中で著作権に関する決まりや法律が整備されてないんだよね
ちなみに、他人の著作物を著作者に無断でNFTアート化して出品することは、著作権法上禁止されており、NFTマーケットプレイスの利用規約でも禁じられています。
NFTのリスク②:手数料に関する問題
一般的にイーサリアムブロックチェーンを利用する際に「ガス代」と呼ばれる手数料が必要になります。
NFTを「買うとき」、「売るとき」共に手数料が発生します。
この手数料の高騰が問題視されています。
世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenseaにNFTを出品する際、平均で5,000円〜1万円の手数料を支払う必要があると言われています。
ただ、急成長している業界の手数料や広告費は、値段の精査がされておらず高く設定されがちです。
利用ユーザーが増えていけば、NFTの手数料も下がっていくと思います。
YouTubeの広告単価も最初は高かったですが、クリエイターが増えてきて今ではかなり下がっています。そんなイメージです。
ちなみに、コインチェックのNFTマーケットプレイスではオフチェーンでのNFT売買に対応しており、手数料の支払いが必要ありませんので興味がある方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ:NFTは、デジタル所有物
今回の以下内容について解説してきました。
・NFTとは何か
・NFTの仕組みや特徴を解説
・NFTの購入方法と作成方法
・NFTのリスクと問題点
分かりやすくかみ砕いて説明したつもりですが、理解できましたでしょうか。
ちょっとぐらいは「NFT」に興味を持てたんではないでしょうか^^
NFTの売買をしてみたいなって方がいたら、「【保存版】OpenSeaを利用したNFTアートの売買方法を画像55枚で徹底解説」こちらの記事を参考にしてみてください。
今回は、これで以上になります。